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合祀=無縁仏ではない
相談事例
墓じまいの相談者がお寺から「合祀は無縁仏となるのでお寺との縁が切れる」と言われ、そのお寺の共同墓に改葬で困惑とのことです。
私の回答
合祀ということだけでなく、共同墓、合同墓、合葬墓と言われている永代供養墓をさがしていたら、仏壇屋さん、葬儀者の人から「無縁墓」「無縁仏になる」なると言われたという相談者からありましたが、お寺がこのようなことを言うのは驚きです。
さて、このお寺は共同墓と言っても、従来からあった絶家となったお墓を無縁墳墓処理したお骨を受け入れる供養塔、供養墓なのでしょうか。この20年ぐらい前から登場して普及した共同墓、合同墓、合葬墓、一番多く言われている名称の永代供養墓は、決して「無縁墓」ではありません。お寺、たくさんのお参りする人によって墓守がされる墓です。永代供養墓へのお参りにくると、檀家さんのお墓がお参りする気配がなく寂しいというお寺の墓所もあります。ですから、「無縁仏」になるということもありません。お骨安置タイプと合祀タイプがありますが、きちっとそこのお墓の合祀スペースに埋葬されるのですから、合祀であっても「無縁仏」になることはありません。
大事なことは、ずっと以前から提唱し続けていますが「信頼できる永代供養墓」を選ぶことです。