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納骨はいつしたらいいか
相談事例
永代供養墓での相談者から相談に対する回答が終わった最後の最後に「いつ納骨するのはいつが」と一言ありました。
私の回答
従来から納骨は49日にとされてきましたが、諸事情、考えあって、檀家、門徒はでなく永代供養墓に納骨されるのですから、、ご自身の考え、都合で「ここならという納骨先が見つかって、この頃、この日に納骨したい」という時が納骨時期と考えてください。といつものようにお答えしました。
ですが、永代供養墓に納骨される場合、直葬と言われている葬儀なしで火葬が多いので、直葬での納骨のされる方には四十九までに納骨されることをお勧めしています。なぜならば、仏教の最目的である「往生成仏」の儀式が葬儀ですから、人界(人道)など六道に生まれ変わるのではなく、苦が一切ない安楽の世界、差別、区別、 分別がない平等かつ死がない永遠の世界であるお浄土に生まれ仏になってほしいと、僧侶として私は願うのです。仏教においては、亡くなられてからの四十九日はどの世界にどのように生まれ変わらせるかが決められる期間されています。すなわち49日まででしたら、僧侶の「往生成仏」のお取り次ぎによってお浄土に生まれ往くことが間に合うのです。そうした思いから、四十九日までに納骨するときの納骨法要において 最小限の往生成仏のお取り次ぎをお願いするように進言しております。