相談事例からの新着記事情報
お寺に永代供養(墓守)をお願いするときに注意すること
相談事例
親が生前中、お寺にお墓の永代供養(墓守)をい依頼してあるから自分が亡くなった後の墓守は心配しなくていいと言われていたという息子さんからの相談でした。
それは、その親が亡くなったのでそのことをお寺に話をしたら、「前住職のことで、聞いていない」と代替わりした住職に言われてしまった。どうしたらいいかとのことでした。
そのことが書かれたお寺からの書面、親が残されたものでそのことが書かれたものはないですか、と聞きましたが何もないとのことでした。
私の回答
とりあえずは「そのようにはっきり親から言われていた」と粘り強く現住職に当たってみてくださいとしました。幸いに、少ししたら「永代供養でいくら、いつ納めた」と書かれたメモがあったということなので、そのメモを住職に示すようにお話しまして、その結果解決しました。
永代供養(墓守)お願いするときの注意事項
お寺の場合、金銭が伴うことでもお布施として納めることとなると、慣習的に受け取りなしのことがいまだに少なくありません。とはいえ、今回のケースのようにそれなりの金額を納めてあとのことを依頼する場合は、今回のように住職の代替わりもしても証するものとなるように、必ず一筆でもいいから「お寺がいつ、いくらを納めて、お墓の永代供養(墓守)を承諾した」という書面を必ず受け取るべきです。お寺に対してこちらからこのようなことを言いづらいという声もありますが、おかしなことではありませんし、あとでのトラブル防止策としては当然なことです。本来は、お寺が承諾したことを書面で示すべきことです。